2003年1月23日木曜日

化粧









会社に行く電車の中。


立ってる私の前に座っている女性がいた。年のころは30前後、そんなに派手ではなくフツーの感じ。


彼女の隣の席が空いたので座った。私は雑誌を読む。彼女はコンパクトを取り出してやおら化粧を始めた。いるんだよねこういう人。俺たちを何だと思ってるんだろうねえ。これってズボン穿き忘れて、電車の中で穿いてるのと同じだと思うんだけど。ま、そりゃいいか。雑誌に集中集中。


自分の降りる駅になっても彼女は座っていた。降りるときにもう一度彼女の顔を見た。








おいおい、別人だよ。(笑)





2003年1月22日水曜日

胸キューン。









久しぶりに胸がキューンとしてしまった。


といっても恋の話ではない。


今夜、会社の帰りに駅から家へ歩いていると、向こうから小さい子供(多分二歳未満)を連れたお母さんとお母さんの友達らしき人が歩いてきた。子供も歩いていたがかなりご機嫌斜めで泣いていた。近付いてみると泣きじゃくりながら腕をお母さんの方に伸ばし、お母さんの顔をじっと見て「ダッコ、ダッコ」と連呼している。


何故か胸がキューンとし、切ない気持ちになった。まるで恋をしたときのようだった。恋の様には持続しなかったけれど。


父親になる前であれば「うるさいガキだ」で片付いていた光景に、こうまで反応してしまうとは。父親になるということは、人間のいろいろな部分に作用を及ぼすらしい。





2003年1月4日土曜日

お宅訪問









今、昔いた会社の同僚の家に来ています。


どでかいテレビにパソコンが接続されていて、超大画面でこれを入力しています。リビングは20畳、すべてフローリングで地上十二階、海の見える新築マンションです。


彼は今私のためにカプチーノを淹れてくれています。コーヒーの香りだけがする清潔な部屋です。差し込む冬の午後の日差しも暖かげです。





ワシもいつかはこんな部屋に住むことができるのだろうか。。。。





と、とりあえずエスプレッソマシーンが置けるだけのスペースが台所に欲しい。。。。





2003年1月2日木曜日

年の初めの。。。。









正月中に起こる事は何かと「初XX」とか「XX初め」などと形容され、普段の記憶の引出しとは違うところに格納される。何故かは分からないがそういう回路に日本人はなっているらしい。


そこで私もありました。その名も、


「初寝違え」


行く年くる年をなんとなくやり過ごし、その場にいた皆さんと何となく新年の挨拶をし、しばらくして就寝。そして目覚めて(今日は正月かあ)などと思いつつ身体を起こそうとすると首筋に走る激痛!


マジか。よりによって元旦から寝違えるのか。。。





2003年1月1日水曜日

元旦in実家









実家で正月を迎えています。


今回はまる一年ぶりの帰郷です。今まで実家に住んでいたこともあって、東京に出てきてからも田舎のイメージはかなりしっかりしていたのだけれど、もうそろそろそのイメージも薄くなってきたなあ、実家に帰って見る風景、会う人達が妙に新鮮に感じられるなあ、という感じがします。


今までは実家にベースがあって東京に出稼ぎに来ている感じだったけれど、もうベースは東京に移りつつあって、実家は"Sweet home Chicago"っていうか「とほきにありておもふもの」になりつつあります。


でも久しぶりに昔の友達達と会い、馬鹿話をしつつ飲む酒はいつになっても変わらず美味しい。