2005年6月29日水曜日

喜納昌吉と管直人を見る



駅前で喜納昌吉のライブがあるというのでおかしいなと思いつつ行ってみた。


駅前に着くと爆音で轟いていたのは管直人の演説だった。なるほど、都議選のキャンペーンなんだな。暑そうなスーツを着てかしこまっている候補者の横でネクタイなしスタイルで熱弁を振るう彼は意外に普通の人だった。


彼の演説が終わるとビールケースを積んだ特設ステージで喜納昌吉ライブ開始。この人参議院議員なのね。だから選挙の応援で歌って回ってるんだ。「花」を歌ったり「ハイサイおじさん」を歌ったり。歌のうまさは言わずもがなで素晴らしかったのだが特筆すべきは彼の弁舌の鋭さ、アジテーション能力。畳み掛けるように話し、人の心を掴む。彼の歌、またその歌い方もその能力を感じさせる。彼はみんなに伝えたい強いメッセージがあり、それを表現する方法として音楽をやっているんだなあと思った。早口で叫ぶその姿、またそれに呼応する仲間たちは全盛期のJBのライブをみているようだった。実は映像見たことないけど(笑)


「言論の自由は憲法で保証されているわけではない。一人ひとりの心の中にあり、少しの勇気を持ち正しいと思うことを声に出すことにより実現される」


それを聞くでもなく所在なげに駅前ロータリーの植え込みの前に一人で立っている管直人、日本の政治をひっくり返すかもしれない男。。





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