2006年2月3日金曜日

節分にLive鑑賞 サンボマスター@品川プリンスホテル・ステラボール



ついに生でホンモノを観てしまいました。Not Only Music リターンズというサンボマスターが出てるCSの番組の公開収録に応募したら見事当ってしまい、演奏するかどうかはハッキリと書いてはなかったけれど、ま、彼らが観られればいいか、と思い出かけました。


会場のステラボールはスタンディングで2,000人弱入るライブ専用のホールみたいで、大き過ぎず小さ過ぎず、入口にはロッカーがたくさんあったりして非常に快適にライブを見られるホールでした。開演15分前位に入ったのですが1,000人位は入っていたでしょう。ビールも売っていたのでとりあえず一杯。


まずは番組の収録が始まりました。山口隆クンは「小さいなあ」というのが第一印象。ブヨブヨ大きめデブだと勝手にイメージを作っていたので裏切られました(笑)番組の構成はCSらしく(?)非常にユル~い企画をユル~く3人がこなしていく、という立ったまま観るにはチト辛いものでした。でも彼らのしゃべりって面白いのね。いい感じでした。しかしスポンサーのGeorgia的にはどうなのかなあ。ま、我々にタダでライブを見せてくれるんだから感謝感謝。ボケ-ッと観ていると収録も終わりになり、幕が閉まる。そのとき「じゃあ後で!カンのいい人は分かると思いますけどっ!」という山口君のヒトコトに会場がどよめく。やっぱり草加…来てよかったゼ。(品川だけどね)


暫く焦らされながら待つと再び幕が開き、ギターアンプ、ベースアンプ、ドラム以外には何もないシンプルなセットが現れ、ライブスタート。「そのぬくもりに用がある」のイントロが流れるやいなや一気に昇天してしまいました。神を見てしまったジェイク・ブルース状態。動けずボーッとステージ上の彼らを見ていました。この人たち見た目はすごくカッコ悪いんだけど表現者としては死ぬほどカッコいい。伝えたいメッセージを全身全霊を使って表現している、って感じ。こうありたいなあ。山口君のギター凄過ぎ。コードなんて関係なく開放でガンガン弾いちゃうんだもん。そしてそれがカッコいいんだなあ。ジミヘンみたい。


30分だけ時間を取ってもらったので5曲演奏する(と言いながら指は6本出ていたけど)とのMC中も息が上がっている山口君。そりゃそうだろうなあ。


実はアルバム2枚しか聴いておらずシングルでしか出てない電車男の主題歌等は知らないので、ベストオブベストで選曲された全6曲の半分は聴いたことのない曲でした。しかし曲間や曲中での彼のアジテーション能力はすごいなあと思いました。ものすごく強い想いを持った人なんだろうなあ。それが全ての聴衆に彼の意図通りに伝わっているかどうかは??かもしれないが。メジャーになるってそゆこと、自分の意図しない方向にも虚像が作り上げられてしまうからね。その虚像しか見ない人たちも少なからずいるわけで。彼は「愛と平和!」って連呼してました。個人によって捉え方の違う難しい言葉だと思う。彼もそう言っていたけど。


慣れないユルい吉本新喜劇みたいなのを1時間やったあとなのでテンションの上がり具合が違うのか、それとも「疲れてるんだ 今は」なのか、歌わない部分が結構多いなあ、とは思いました。18曲入りのニューアルバムを出す、と言っていたので、レコーディングで疲れてたのかな。しかし演奏のレベルは超高く、3人しかいないのに音のパンチもあり、やっぱりいいグループだなあ、と思いました。


次はフルのライブを観てみたいなあ。





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