実は土曜日、不肖私40前にして波乗り初体験をさせていただきましたっ!
Rock'n Roll Gumboで一緒にやっているジガブーT氏に弟子入りし、茨城県のカシマスタジアムの先、名前は忘れたけど有名な何とか海岸何とかスポットに行きました。
車に乗ったらサーフィン雑誌を手渡され、「着くまでに基本的なところは読んでおいて下さい」といきなり厳しいマスターT、確かに予備知識ゼロ、全く波乗り童貞の私にはこのような基本的な知識を頭に入れておくのはよいことでした。
現地に着いても迷えるサーカス熊状態の私に手とり足とり教えてもらい、波乗りってこういうふうに準備するんだあ、と納得。サーフボードの持ち方等も習ってついに海に入る。
さすが太平洋、水はきれい。冷たいかと思ったらそうでもない。ラッシュガードしか持ってない私にはありがたい水温。波は腰くらいのがくる。まずはボードの上に乗ってパドリング。3mもある巨大な板なのだがバランスよく乗るのは難しい。「フトモモをくっつけて」と指導されるがうまくいかない。パドリングしても体と板が一体化していないためなかなか前に進まない。うーんこりゃ結構大変だな。
大きな波が来るので波に背を向けて一生懸命パドリング。ザーッと波が来て板が進み始める。おおっ!波に乗った!何もしないのに板はどんどん加速してゆく。えーっと、次はどうするんだっけ(笑)すっかり頭の中が真っ白になっている。
「立てーっ!」
マスターTの声。あ、そうだ。板の横を持ってすっと立ち上がる。しかし立ち上がったときにはバランスが崩れていて、ほどなく転覆。
いやー、波に乗る感覚はおもしろい。板の上にうまく立てなかったけど二時間以上ずーっと海に入ってた。夕日が波や他のサーファーを照らし、それはそれはきれいだった。
上がった後今まで経験したことのないひどい船酔い(一回倒れた)とその後4日経っても回復しない体の疲れを経験するのだが(笑)、それでも初波乗りはすばらしい経験だった。
ありがとう。マスターT。