2007年10月21日日曜日

たこ焼きパーティー



母は産後であまり動けず、父は週末も出勤し、土日休みですることのない愚息は家で退屈していた。昨日の午後半日だけ私も休めたので、彼の好きなたこ焼きを家で作ろうと提案し、少し離れたスーパーまで散歩がてらたこ焼きの材料を買いに歩いて出かけた。天気の良い日だったのだが秋の日は鶴瓶落とし(笑)で午後は日が陰って少し寒かった。


スーパーに着いて野郎二人で材料を物色。愚息は抜け目なく試食をチェックしてゆく。「おーおでんもあるー」などと上機嫌。肝心のタコ、二パック買おうとする彼に「じゃあ君の好きなの一個にしない?」と声をかける。すると下のほうから二パック分ほどある巨大なパックを発掘して上機嫌。父一瞬気が遠くなる。精肉売り場で牛の巨大な骨(うちの鍋には入らない)を見て「すげー。あれは動物園の人が買ってライオンに食べさせるんだよ」と知ったかぶりに解説もしてくれた。


帰って食卓に新聞紙を敷きつめ、弟にもらった卓上コンロを取り出し、にしやんにもらったたこ焼き用鉄板を乗せる。にしやんは昔一緒だったメーリングリストで私がたこ焼きの鉄板はうちにはない、という話をしたらすかさず鉄板を送ってくれた関西が誇る寛大なお方だ。ありがとうございます。私も広島風お好み焼きソースがうちにはない、という方にはすかさず送って差し上げよう。


最初は鉄板に油が回らず、ガスが切れたりしてあまりうまくいかない。しかし3回目、4回目になると油もよくなじみ、鉄板もいい具合に熱されてきて、さらに形而上に眠っていたたこ焼きをおいしく焼くコツが形而下に降りて顕在化するため、おいしく焼けるようになる。彼が購入した常軌を逸する大きさのタコもあっさり平らげ、家族全員大満足。


しかしたこ焼きにもお好みソースをかけるのが広島人の魂だと思うのだが、あろうことかうちの冷蔵庫には中濃とウスターのブルドッグ兄弟しかいなかった。。。。





1 件のコメント:

  1. あぁ~いいなぁ。たこ焼き大好き。私もたこ焼きの鉄板欲しい~。しかし、ウスターソースかけたの?それはイカンよ…。

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