2008年8月29日金曜日

三菱東京UFJ銀行 sucks!



昨日ATMコーナーに通帳記入をしにいったら記入欄がいっぱいになり、窓口にお越しください、というメッセージが出た。私が通帳記入したATMには通帳繰越もできる、と書いてあったのだが、なぜか繰り越されず窓口に来い、だった。仕方ないので今朝9時に窓口が開くのを待ってお店に行った。開店と同時に受付をしてもらい、通帳の繰越をするだけなのだが10分くらい待たせていただいた。受け取りのときに店員さんに聞いてみた。


「通帳ってATMで繰越できるんですよね?私のは何故できなかったんですか?」


「お客様の通帳は旧東京三菱のものなんです。ここは旧UFJなんでできないのです。」


「ええっ?旧東京三菱と旧UFJでサービスが違うんですか?看板は同じものかかってますよね?」


「でも、旧UFJ店には小さくUFJマークが表示してあります。」


「いつからどちらのお店でも繰越ができるようになるんですか?」


「来年の1月からです。」


ううむ、お客様商売でこれってありえなくない?合併してから何年経つんだよ!


お店を出て、昨日窓口にお越しくださいメッセージの出たATMの前をたまたま通った。看板を見てみたけどUFJマークは発見できなかった。


インターネットでこのATMはどっちに属するものなのか調べてみた。





東京三菱のものだった。。。





2008年8月28日木曜日

イヤホンってエージングするの?



Creative インナーイヤー型イヤホン EP-630 ブラックモデル EP-630-BK


今朝久しぶりに音楽を聴きながら出勤した。以前紹介したPerfumeのポリリズムを聴いてみたのだが、4ヶ月前には聴こえなかった音が聴こえてびっくりした。私が今使っているイヤホンはCreativeのEP-630-BK、音がよくてまあまあ安い、というもの。3月に三千円弱で購入したのだがその前まで使っていた二千円のaudio-technica ATH-CK32-WH(これでも純正でついていたイヤホンに比べると断然音はよかったんだけど)に比べると明らかに音がよくて気に入っていたのだが、4ヶ月前からさらに音質が向上している。エイジング(経年変化、またずっと音を再生することによって音質が変化する)なのかなあ。Perfumeはテクノ・アンビエント系の音作りがしてあるので、スピーカーではなくイヤホンで聞くと頭の中をぐるぐる音が駆け巡って気持ちがよいのだが、音の輪郭、そしてみずみずしさが明らかに今日聴こえた音と以前の音では変わっていた。同じMP3プレーヤ、イヤホン、聞いているファイル、そして聴いている環境も通勤途中で同じなのに。これだったらウチのミニコンポで音楽聴くより音質がいいなあ。


でも、ひょっとしたら、ただの二日酔い、かも。。。





2008年8月26日火曜日

物事のとらえかた



日経ビジネスに載っていたフィナンシャル・タイムズの記事より


ヨーロッパで非上場会社が目先の業績に左右されない長期的な経営戦略をとっていることで上場企業を買収したり実績を上げている、という記事の最後。



フランクフルトに本社を置く創業334年の独メッツラー銀行のオーナー、フリードリッヒ・メッツラー氏はこう言って歴史を蒸し返す。


「金融危機ですって?まあ、我々もナポレオンの時代には苦労したものですよ。」



ビジネスに限らず、必要なのは長期的な視野ですか。目先のことに一喜一憂せず、ね。





路上 / ジャック・ケルアック



路上 (河出文庫 505A)


今までトライしたことのなかったビートニクス文学の金字塔。最近新訳が出たり、何故かそれが今年から刊行が始まった池澤夏樹個人編集の世界文学全集の初巻に収められたり、と話題になっていたので読んでみたいなあ、と思ってたらウチに文庫があった。文庫本の厚さに読み始めるのを躊躇したが、読み進めていくうちに書かれている内容に触発されてだんだん加速され、昨日深夜までかかって一気に読み終えた。


感想は、よくぞここまでスピードのある小説を書いたなあ、すばらしい、です(笑)


書かれる内容ははっきりいってハチャメチャなのだが、疾走感がすごい。刹那的で、享楽的、そして、救いがない。今年出た新訳はさらにこなれているということなのだが、私が読んだ半世紀も前の旧訳でもかなり没入できた。新訳読んでみたいなあ。





2008年8月25日月曜日

セミの狂い鳴き



ここ何日か雨がしとしと降ったりやんだり肌寒くて、まだ夏休みであることが信じがたい東京地方だが、今日会社に行く途中も帰る途中もしのつく雨の中セミがうるさいくらい鳴いていた。セミは普通雨降ってるときは鳴かないよね?


「やば、ちょっと暖かい土の中で寝過ごしてもうたらもう涼しくなり始めてるやん、7年間辛抱して難儀してお天道さんの下にやっと出てきたのに嫁はんもらえず男やもめかいな。えらいこっちゃ。こりゃかなわんなー、もうやぶれかぶれの一発勝負、雨天決行でイチかバチか行きまっせー」


というセミの魂の叫びが聞こえた気がした。





2008年8月10日日曜日

New Orleans All Stars @ Billboard Live TOKYO



Billboard Live Tokyo で New Orleans All Stars を見た。メンバーは


Cyril Neville (Per. & Vo.),


George Porter Jr.(Bass & Vo.),


Henry Butler(Keyboads & Vo.),


Kindler Carto (Drums)。


初めてのハコだったが、Blue Note Tokyoよりも客席の高低差があって見やすい感じだった。ステージの後ろはガラス張りで最近カッコよくなった東京の摩天楼が一望できる。ラッキーにも最前列、ピアノの目の前に座ることができた。ステージに向かって左端だったのでCyril Nevilleの影に隠れたドラムは全く見えなかった。


Henry Butlerのソロはすごかった。ダークスーツに赤いシャツの襟を出し、大きいサングラス、分厚い唇をグッと閉じたままそれ絶対鍵盤2本いっぺんに弾いちゃうでしょ、っていうゴツい指で高速絶妙ソロを繰り出してくる。眉毛一つ動かさずに観客みんなの腰を動かすとは、やはりただ者ではない、当たり前か(笑)


しかし何といっても私のお目当てはベースのGeorge Porter Jr.。The Metersのベーシスト、FunkなBassはかくあるべきか、を体現している私の導師様。私のプレシジョンと似たオールド(ボロボロだったから)を携えて登場。私が座っている席からは舞台の反対側にたっていたのだが、バンドメンバーの方を(ステージ中央)向いてたので、向きは私の正面だった。いやーこりゃまたラッキー。


仏頂面のHenry Butler、Cyril Neville(調子悪かったのかな?)とは対象的にニコニコ笑いながら他のメンバー(Henry Butlerは目が見えないしね)と音で会話しつつ、楽しんで弾いていた。彼の笑い声とか叫び声とか結構聴こえた。面白いフレーズを弾いて、「こんなんどう?」みたいな感じでほかのメンバーを見回すのが見てて楽しかった。


そのうち何回は私とも目が合った(と思う)。私は至近距離でKbがソロ弾いてる時でも口を( ゚д゚)ポカーンとあけてよだれモノのbassのフレーズを聴きつつ彼に見とれてて、ウォーッというフレーズがでると私もニコニコした。彼も私の方をみてニコニコしてた。だから絶対彼と会話できていた(と思う)。っていうかそういうことにしておいてくれ(笑)


加齢によるものではなく長きにわたる音楽生活の賜物だと信じたいが彼は小刻みに顔を揺らすことで音にエフェクト(ビブラート)をかけていた。。。表情がすごくHappyで、観ている人を気持ちよくさせる人だなあと思った。ベースソロも何回もあったけど、私はリズムや他の楽器と絡んでいる時の彼のベースラインが好きだった。特に何かトリッキーなベースを弾くわけではないのだが、絶妙のタイム感とルートではないけどちょっとだけおいしい音を選んで弾く、これが控え目ながら最高の存在感を出す。音的にはそんなに大きくないのだけれど、腰にくる(笑)


なので尿意を催したときも彼のベースソロ中に席を立ち、放尿しつつ「やっぱベーシストはベースソロじゃなか。他の楽器と絡んで腰が砕けるグルーヴを出すことこそ本懐なり」と力強く思った。


彼の弾き方のバリエーションも多くてすごく勉強になった。ブリッジに手のひらを置いて親指で弾いたり、二本指でも高音のオブリガートを弾くときにはかなり強いアタックで音色を変えていたり、あまり大げさな音にならないように配慮されたスラップもやっていたし。静かな曲ではコーラスを効果的に使ってた。


私の弾き方に似ているなあ、と思った。4弦を1音下げDで1曲弾き、その後次の曲を普通のチューニングと間違えて弾き始めてしまい、「あ"ーっ!」とか叫びながら慌ててチューニング直すところまで似ていた(笑) 私は彼の奏法を積極的にまねてたわけではなかったのだが、自分なりにやってきたことは間違っていなかったんだなあ、と納得。


最後のBig Chiefだけしか曲がわからなかったが、New Orleansの魂を感じるすばらしいステージだった。


終わったあとにステージを降りるGeorge Porter Jr.に握手してもらった。やったー!その時に彼が私を指さして"I know you!"だか "I owe you!"だか、拍手でよく聞き取れなかったが明らかに私に声をかけてくれた。何だったんだろう?


考えられる可能性




  •  I know you. 私の名声がはるかNew Orleans まで届いていて彼は私を知っている:ありそう度0%




  •  I owe you. 英辞郎では「ありがとう。/借りができたな。/すまないね。/恩に着るよ。◆カジュアルな表現」とある。彼と私は演奏中言語によらずコミュニケーションできていた。(詳しい状況は上述)それに対するJr.の謝意。はわっ(笑):ありそう度20% 妄想度120%





2008年8月7日木曜日

クールビズ定着?



今日仕事で国土交通省へ行った。約束の時間より少し早く着いたので待合ロビーみたくなところで座って待っていた。オッサンばかり30人以上がそこで待っていたが、ネクタイを締めているのは私ともうひとりだけだった。金バッジをつけた国会議員センセイ、また「輪島」と染め抜かれたハッピを着た陳情団(であろう方)もいたが、ネクタイを誰もしていなかった。官僚はもうだれもネクタイをしていないし、官僚詣でをするビジネスマンもネクタイはしない時代になったのだなあ。私もトイレに行ってネクタイ外そうかとも思ったが、せっかくフォーマルにして来たのだから、と上着を着込み、かなり場違いな格好でお役人様にお目通りした。





2008年8月6日水曜日

2008年8月3日日曜日

夏休みの風景:日本未来館 翼竜展



白亜紀後期に生息していた、翼を広げると約10mにもなる世界最大の翼竜"ケツァルコアトルス"の全身復元骨格。しかしなぜか体重は70kg。