2008年11月7日金曜日

夜の首都高ツーリング



思い立ってバイクで首都高に乗り、東京近郊某所へ。夜の首都高、目黒線はほぼ交通量ゼロ、適度なワインディングに現代的な道路照明、さらにはライトアップされた東京タワーもおまけでついてくる、という快適ツーリングだった。


環状線を銀座回りにするか霞が関回りにするか迷うが普段通らない霞が関・皇居方面にしてみる。ほとんど地下道で眺めもよくないし、分岐がたくさんあってややこしい。しかし道路は適度にカーブしていてまあま気持ちよい。皇居を越えると地上に出て丸の内・兜町のビル街の間を飛行機ばりに縫って走り箱崎へ。


箱崎ジャンクションは上下左右に道が分岐したりくっついたり、いちげんさんにはかなり無理な感じで難しい。みんなよく迷わずに目的地に行けるよなあ。それに続く江戸橋JCTも無事に越え隅田川沿いを北上。浅草の大きな金糞はもう明かりが消えていた。このあたりから大きなトラックが増え、直線になるので平均車速も上がる。きょろきょろしながら走るおのぼりさんバイクは目が三角になった(なってると思う)長距離トラックの運転手さんたちにブチ抜かれる。


左に東京ガスの大きなガスタンクが見えると小菅ジャンクション。X字に交差して合流・分離していくここは結構危なっかしい。トロトロと車線変更していると大きなトラックに混じって甲高い音のフェラーリが後ろにつく。真紅。私のバイクとは180°方向性が違うし後ろについてかなりイライラしているご様子。強引に抜かれてあっという間に視界の外に消えて行った。


ジャンクションを抜けると一ヵ所PAがあるのだがいつも入りそびれる。今回も同様。つい先を急いでしまう。いつか入ってみたいものだ。


三郷線に入っていばらくすると眺めもよく直線で気持ちよい。トラックたちはさらに速度を上げ、夜の闇を切り裂き、それぞれの目的地へ疾駆する。我が愛馬はその闇に寄り添い、一体となって滑るように進む。悠々と。





1 件のコメント:

  1. 夜の首都高いいですね。
    私がよく走るコースとほぼ同じだったので情景がよくわかりました。
    夜中にVツインを響かせてどこへ行ったのでしょう。

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