2009年2月25日水曜日

ラテン・パーカッション教室



機会があって参加するようになったのだが、それは初めて顔を出したときに先生と以下のような会話をしたからであ~る。


私:「サンバのリズムって日本人が何もせずに盆踊りを踊れるようにブラジル人のDNAの中に既に入っているんだと思うんです。それを後天的に習得することは難しいと思うんですけど。」


先生:「それがそうでもないんです。リオのカーニバルに出てくるような人たちは大勢の人たちの中から選抜された人なんですね。現地のパーカッションチームの練習を見てても、リズム感がなくできない人はその場で帰らされ、どんどん振るい落としてゆく。そして残ったほんの一握りの人たちがすばらしいリズムを演奏しているんです。だから生まれつきみんなサンバのリズムが身についている、というわけではないと思います。


また、私日本の謡(うたい)習っているんですけど、この素養って私には全然ないです。日本人だから何となくできるかな、と思って始めたのですが全くそのようなアドバンテージは感じませんでした。」


だからリズムってのは練習によって後天的に身につくものなのだ、と続いた。そうか、それならサンバやってみようかな、と参加決定。


それが彼のセールストークなのかも、ってことに今書きながら気がついたのだが。。





2 件のコメント:

  1. なるほどー。おれもアフリカンな人は皆リズム感いいのかと思ってました。
    で、俺も最近リズムについて感じたことがあります。リズム感にはいくつかあって、一つはメトロノームのように完璧なリズム。もう一つは漫才師や落語家が話す話のような流れの中のリズム。前者はまあ無いと困るけどあった方が良い程度のもの。後者は二人以上で合奏をするときに欠かせないものだと思います。
    いわゆる「棒読み」では同じ内容の話もおもしろく感じないものです。ところがそのネタをキッチリものにした噺家の話は細かい部分を聞き逃していたとしても笑える。これって塩素におけるリズム感とすごく似ていると思う。その曲の構成やサイズを体に馴染むくらいにやっていくと感じることが出来るグルーブ感とでもいいましょうか。
    ま、要は繰り返し何度も同じ曲に取り組むことが大事なんでしょうね。

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  2. 私も一緒に習いたいですー。どこでやってるんですか???

    ちなみに私、NYでアフリカ人とアフリカンダンスやってましたが。
    私がいつもみんなのお手本でしたよ。ダンスの素養があったので。
    いくらアフリカ人でもみんな踊れるわけじゃないんだな。と知りました。

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