2009年10月20日火曜日

父の悲壮な決意



娘の運動会が終わって三日経つけどまだ膝が痛いです。ま、始まる前から膝が痛いのにリレーで思いっきり走ったりル・マン式スタートの綱引きを都合4回もやったり騎馬戦でガチンコバトルしたりすれば痛くなるわなあ。。


私は昔から団体で何かすることと体をぶつけ合って何かすることが生理的に大嫌いです。だからそれがいっぺんにやってくる運動会は悪夢のようなイベントです。高校生の時も体育祭だけはバックれてたと思います。


大人になってやっと運動会の悪夢から解放されたと思ったのに子供が生まれるとまた親としての運動会が始まってしまいました。ビデオを少し離れた高台から一生懸命撮ったり微妙にバックれたりして競技に出ないように逃げてきたのですが、何年か前からそういう時に息子が私を非常にキラキラした瞳で見ていることに気がつきました。彼はどうやら私に競技に出てほしいらしい。





。。。。。





今年は私のエゴは全て捨て、昼飯に発泡酒のロング缶を飲んでテンションを強引に上げ、痛めている膝もなんのその、親が出る競技にには基本的に全て出場、全力で走ったりぶつかったりしました。最後のリレーでは膝はかなり激痛でしたが、気合で激走しました。彼が私を見ていたかどうかは一生懸命やっていたのでわかりませんが、何か得るものがあってくれればいいなあと思います。私も達成感があって楽しかったです。


かなり自分でも強いと思う私の自我を何も命じることなく私に自ら粉砕させ、私の望む行動と180°違う行動を私にさせうる他者が存在するという事実、これは私にとっても驚きでした。


人間ってすごいなあ。そして私も変われるんだなあ。





2 件のコメント:

  1. 共感~。。。

    私も子供が生まれなかったら、
    一生、富士山に登ってないと思います。
    息子が登りたいと言うから一緒に登った。
    しかも旦那抜き。母子だけで。
    趣味は「酒とタバコとハーレー」のダメ人間だった私を
    富士山に登らせるなんて・・・息子、すごいぞ!(笑)

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  2. おがちん、お前もか(笑) 昔のワイルドおがちん(笑)と今のセレブママとのギャップはどちて?とか思ってたけど、やぱ息子パワーなんだね。この先我々は彼らによってどこまで変われるんだろう?怖いけど自分の人生があらぬ方向に拡大するのは楽しみでもあるよね。

    やんさま>娘の保育園は綱まで走ってそこから引っ張るのでさらに危険度高いです。今年も一人病院送り(笑) でも危険を顧みずやってみるとかなり面白く、御柱祭や岸和田だんじりに命賭ける人たちの気持ちが少しわかりました。

    セッション、私蒲田のオッタンタしか知らないのですがノンジャンルで暖かく、かなりお手軽ですよ。次回は11月28日、一緒に行こうよ。

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