2010年3月6日土曜日

核と女を愛した将軍様/ 藤本健二



核と女を愛した将軍様―金正日の料理人「最後の極秘メモ」


金正日専属の日本食料理人だった人の本。彼がどんな生活を送っているかが詳しく書かれている。タイトルにある核と女の話はほとんど出てこないが。


彼は家族と一緒にあちこちの招待所(別荘)を泊まり歩き、その途中で各地を慰問して贈り物をバラまき、招待所に側近を呼んでは宴会を開き、一気飲みゲームなどしてチップをバラまきつつ、その席で様々な報告を受けていたという。


これがホントかどうかもわからないが、ホントだとすると北朝鮮の指導者は国民から全く離れた所で王様のような暮らしをしていたことになる。何万ドルもするワインをポンポン開けて一気飲みさせたり、おいしいマグロが食べたいから築地に行って買ってこい!って著者をそのためだけに日本に行かせたり。餓死者が出る国で。北朝鮮に住んでいる人が不憫だ。この国家体制が早く、そして国民や世界の犠牲を最小に しつつ転覆されることを。





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