2010年8月12日木曜日

拝金 / 堀江貴文



拝金


面白くて一気に読んでしまった。スピード感があるんだもん。自分がまだ見たことのない(避けてると言った方が正しいか)ビジネスの、そして成功者の最前線が筆者の体験を下敷きに克明に描き出される。現代の立身出世伝。


フィクションとノンフィクションの境界線が微妙なのも多分筆者の意図する所。読者は自分の読んだニュースと比較し、否応なく引き込まれる。


社会に出る前の若い世代に是非読んでほしい本だと思う。お金、生きること、働くことの意味など、結構深いと思う。私みたくなオッサンにとってもいい勉強になった。


私が高校生の頃は「龍馬がゆく」など読んで発奮し、「ワシも一旗挙げちゃるけえのぉ」などと思ったものだが、これからの若い人はこの本を読んで発奮することになるんだろうな。


いつか息子に手にとってほしい本。





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