2011年12月3日土曜日

今日の東京新聞 ひろさちやのほどほど人生論



なるほど、と思ったので以下一部引用。



日本においても、近代の産業化社会において勤勉が美徳とされるようになったのだと思います。明治以降のことです。歴史学者の考証によりますと、昔の日本人はそれほど勤勉ではなかった。江戸時代の庶民たちは、平均して一日四時間ぐらいを働き、あとはのんびりと暮らしていました。彼らは、食い扶持を稼いだあとは、それ以上を稼ぐのを「浅ましい」と軽蔑していたのです。その意味では、勤勉はむしろ悪徳でした。



以上。「庶民」に限定しているので、当時でも支配階級や豪商はメチャ働いていたろう、と反論も成り立つが、それ以上稼ぐのは浅ましい、というのは新しい視点かも。





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