2015年7月20日月曜日

悼む人 / 天童 荒太

この本はよかった。死生観というものをしっかり扱っているし、それを物語の中にうまく組み込んで大きな幅を物語に持たせている。読み進めていってもこれからどう展開するのか全く見当がつかない、この人の筆力ってハンパないなあ。あとがきを読むとかなりこの作品に入れ込んでいたらしい。それくらいしないとここまでの物語は紡げないんだろうなあ。オススメ。


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