川沿いに建つアパートに住んでいる。
「リバーサイド」というとおしゃれな感じがしなくもないが、この季節このリバーサイドは結構キツい。
人の頭の中も含めて全てが暖かくなり始めるこの季節、当然ながら川も暖まる。すると人様が排出した栄養素がいっぱい流れ込んでいる川の水は発酵を始める。えもいわれぬ香りがリバーサイドに漂う。
寝るときも窓を開けていると涼しい川面の風に香りのアクセント。
マジ困るんですけど。
川沿いに建つアパートに住んでいる。
「リバーサイド」というとおしゃれな感じがしなくもないが、この季節このリバーサイドは結構キツい。
人の頭の中も含めて全てが暖かくなり始めるこの季節、当然ながら川も暖まる。すると人様が排出した栄養素がいっぱい流れ込んでいる川の水は発酵を始める。えもいわれぬ香りがリバーサイドに漂う。
寝るときも窓を開けていると涼しい川面の風に香りのアクセント。
マジ困るんですけど。
今日不意に卵を6つくらい手掴みで持つことがあった。
するとドバーッと昔の記憶がよみがえった。
私が幼少のみぎり、家では卵を卵売りのおじさんから買っていた。卵のような変わった形の顔のおじさんだった。(と思う)
おじさんは家の勝手口に定期的にやってくる。後に大きな行李を載せた自転車に乗って。そして行李の蓋を開けるとそこにはもみがらが沢山入っている。おじさんはもみがらをかきわけ、そしてその中に手を静かにさし入れる。すると白い卵がいくつもいくつも姿をあらわす。おじさんは両手を使って器用に卵をたくさんつかみ、ザルに入れる。そのザルははかり(天びんばかりの左右対照じゃないヤツ。てこの原理を知っていた小学生でもあの奇妙な形、そして測定動作は何か呪術的なものに見えた)にくくりつけられていて、重さを計る。そして持っていったボールに卵を入れてくれる。
子供心にも、あのおじさんは何かすごい事をやっているなあ、と尊敬の念が生じたものであった。
今では、卵ってスーパーで紙パックに入って山積みされているものなんだけど。