2005年3月10日木曜日

今日読み終わった本 仕事は楽しいかね?



これは結構お薦めかも。いわゆるビジネス書なんだろうなあと思いながら図書館で借りてきて読み始めたのですが、そうではないのです。そういういわゆる「ビジネス書」みたいなものを沢山読んで、起業したのだけれど失敗した人に対しておじいさん(実は有名な人)が色々語る、という話。


今まで読んだビジネス書には出てこないような毛色の違う話が色々出てくる。工場の1つのグループに対して色々な要素を替えて生産性を調べる実験をしてみたら、実験をしている、という事実だけで生産性が30%上がった、ということ。人は「試してみる」ということが大好きだ、ということ。


ある事柄に対して「完璧だ」ということは永遠になく、「完璧とは、ダメになる過程の第1段階」にすぎない、ということ。


ビジネスのみならず、日常生活でも使えるようなヒントが結構入っていますねえ。そして面白いのは、この本の中に出てくるエピソード(例)がリーバイスのジーンズやコカコーラの発明などとっつきやすいものなのに、すべて実話だということ。大人のためのおとぎ話みたいに書いてあるけど、ビジネスの最前線を取材した結果で書かれた内容であるということ。このギャップがおもしろい。


第2作も出ているのか。これは上司と部下の関係を書いてあるらしい。そのうち読んでみようかねえ。


仕事は楽しいかね? 2





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