2006年6月20日火曜日

駐車禁止 日本郵政の特別扱い



こんなニュースがあります。マスコミの車も駐車禁止の特別扱いだからメディアでは取り上げられない、というところに注目。メディアを信じてはいけないのですよ。しかしこれを報じるゲンダイネットもまたメディアなのですが。。。



 6月1日から駐車違反の取り締まりが強化されたため、ドライバーはビクビクだ。外回りの営業マンや宅配業者は昼メシどころか、通常業務にも支障をきたす状況が続いている。


 そんな中、“堂々と”路上駐車が許されているのが郵便配達の車両だ。実は、郵便物を集配するための車両は“駐禁”の対象外になっていることをご存じだろうか。


 各都道府県の公安委員会が定めた交通規則によると、郵便配達の車両は警察車両や救急車両と並んで駐車規制を除外されているのである。


 これぞ、民業圧迫ではないか。他の宅配便や引っ越しの車は駐車場の確保などで大ワラワなのに、郵便集配車はセーフというのはあまりに不公平だ。


 宅配便大手のヤマト運輸ではこう言う。


「当社では6月1日以前から駐禁対策に取り組んでいます。駐車場を確保し、そこから台車を使用したり、ドライバーを2人に増員したり、自転車を使うこともあります。しかし、郵便車両が駐禁の対象外になっているのは明らかに不公平。公正取引委員会に意見書を提出しているところです」(経営管理部)


 宅配業者も短時間の配送はOKにしてやればいいのだ。


 ところで、マスコミがこの事実を積極的に報じないのは理由がある。マスコミの車両も「報道機関の緊急取材のため使用する車両」扱いで、駐禁対象外なのである。


 今年5月、ホリエモンが小菅拘置所から出所する際に50台以上の報道車両が道を埋め尽くし、近隣住民から警察に苦情が殺到した。しかし、駐禁には当たらないため警察はスピーカーで注意を促すことしかできなかった。


 駐禁強化に怒っているドライバーには腑に落ちない話だ。


【2006年6月12日掲載記事】



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