2007年9月5日水曜日

32歳ガン漂流 エヴォリューション/奥山貴宏



32歳ガン漂流 エヴォリューション


前に読んでいた31歳ガン漂流の続編。前作より洗練度が上がっているというか、ガンのことだけ書いてあるのではなく、彼が様々なものごとに対してどのように考えているのか、ということがよくわかる構成になっている。そんなことを思いながら読んだのだが、書いてある内容は淡々とハンパない日常がつづられている。私が彼と同じ状況におかれたらどのような行動を取るのだろうか。彼の精神の強靭さ、それに引き換え私の精神の堕落した状況に暗澹とする。





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