2008年9月4日木曜日

三菱東京UFJ銀行 sucks! (Vol.2)



なぜか皆様から大反響だった(笑)MUFGネタ、好評にお応えしてもう1つネタを発掘しました。


前回、



「でも、旧UFJ店には小さくUFJマークが表示してあります。」



との店員さんコメントを紹介したが、昨日行った四谷三丁目支店、ここにはこのようなマークが表示してあった。どっちもオッケイなのか?ここはもうデューク東郷、もとい統合が完了しているのか?


しかし、そうではないのだった。窓口にも小さく「UFJ」と表示された窓口がいくつか、その横に「東京三菱」と表示された窓口がいくつか。1つのお店なのに窓口が分かれているのだ!マジかよ!ATMには行かなかったけれどこの写真に写っている説明によるとATMも別々になっているようだ。


ネットで調べるとここはもともと旧東京三菱の四谷支店で、おととしの5月15日より旧UFJの四谷三丁目支店が当店と同じ建物内に移転してきて、同じ建物で二つの支店が営業している、という形態なのだそうだ。



旧東京三菱店と旧UFJ店が同じ場所で営業することで、旧両行のどちらのお取引もご利用いただけます。



だそうだ。そしてウェブサイトに載っている新システム(統合されたシステムってことか?)移行予定日、四谷支店は既に移行済み、四谷三丁目支店については12月15日だそうだ。二つの支店が同じ場所で営業している、という事実からしても統合してないと思うんですけど。





2008年9月3日水曜日

「路上」か「オン・ザ・ロード」か



路上 (河出文庫 505A)オン・ザ・ロード (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-1)


やはり新訳も読んでみたくなり「オン・ザ・ロード」を今日手に入れた。さすが世界文学全集だけあってその分厚さにまたおののいたが、読むのが楽しみだ。付録みたいな感じで池澤夏樹の短いコラムがついていたので、今日はそれだけ読んだ。なぜ新訳にした際に「路上」ではなく「オン・ザ・ロード」に改題したのかが書いてあった。彼曰く「路上」では一か所にとどまっている感じになり、英語の"On the road"にある、とどまるのではなくどこかへ移動する、移動し続けるという意味が入らなくなってしまうからだそうだ。


なるほど。思い当たるなあ。私がディーンやサルの年齢の時は、確かに「オン・ザ・ロード」だった。自分の立っている場所ではないところにここよりよい場所、多分真実の場所があるのだろうと思い物理的にも精神的にも動き続けていた。自転車で家から見える山の向こうに走って行ったり、原付の免許を取って隣の隣の街の女の子にスクーターで会いに行ったり、バイクにテントを積んで日本中走って回ったり、バックパックを担いで海外を見て回ったり。


その中で私もディーンみたいな「死ぬまで路上」な人に会った。私にとっては憧れの人のはずなのだが、私は「こうはなりたくない」と強く思った。


自分が見たことのない場所を見れば見るほど真実の場所からは遠ざかり、自分の中で考えるべき問題が増え、このプロセスで真実の場所にたどり着ける見込みはどんどん少なくなるように感じた。


また、カミさん、子供と家族ができ、自分の立っている場所が一番よい、と感じられるようになった。


なので、今の私は「オン・ザ・ロード」ではない。


去年バイクにガソリン入れたのは2回なことからも自明(笑)





2008年8月29日金曜日

三菱東京UFJ銀行 sucks!



昨日ATMコーナーに通帳記入をしにいったら記入欄がいっぱいになり、窓口にお越しください、というメッセージが出た。私が通帳記入したATMには通帳繰越もできる、と書いてあったのだが、なぜか繰り越されず窓口に来い、だった。仕方ないので今朝9時に窓口が開くのを待ってお店に行った。開店と同時に受付をしてもらい、通帳の繰越をするだけなのだが10分くらい待たせていただいた。受け取りのときに店員さんに聞いてみた。


「通帳ってATMで繰越できるんですよね?私のは何故できなかったんですか?」


「お客様の通帳は旧東京三菱のものなんです。ここは旧UFJなんでできないのです。」


「ええっ?旧東京三菱と旧UFJでサービスが違うんですか?看板は同じものかかってますよね?」


「でも、旧UFJ店には小さくUFJマークが表示してあります。」


「いつからどちらのお店でも繰越ができるようになるんですか?」


「来年の1月からです。」


ううむ、お客様商売でこれってありえなくない?合併してから何年経つんだよ!


お店を出て、昨日窓口にお越しくださいメッセージの出たATMの前をたまたま通った。看板を見てみたけどUFJマークは発見できなかった。


インターネットでこのATMはどっちに属するものなのか調べてみた。





東京三菱のものだった。。。





2008年8月28日木曜日

イヤホンってエージングするの?



Creative インナーイヤー型イヤホン EP-630 ブラックモデル EP-630-BK


今朝久しぶりに音楽を聴きながら出勤した。以前紹介したPerfumeのポリリズムを聴いてみたのだが、4ヶ月前には聴こえなかった音が聴こえてびっくりした。私が今使っているイヤホンはCreativeのEP-630-BK、音がよくてまあまあ安い、というもの。3月に三千円弱で購入したのだがその前まで使っていた二千円のaudio-technica ATH-CK32-WH(これでも純正でついていたイヤホンに比べると断然音はよかったんだけど)に比べると明らかに音がよくて気に入っていたのだが、4ヶ月前からさらに音質が向上している。エイジング(経年変化、またずっと音を再生することによって音質が変化する)なのかなあ。Perfumeはテクノ・アンビエント系の音作りがしてあるので、スピーカーではなくイヤホンで聞くと頭の中をぐるぐる音が駆け巡って気持ちがよいのだが、音の輪郭、そしてみずみずしさが明らかに今日聴こえた音と以前の音では変わっていた。同じMP3プレーヤ、イヤホン、聞いているファイル、そして聴いている環境も通勤途中で同じなのに。これだったらウチのミニコンポで音楽聴くより音質がいいなあ。


でも、ひょっとしたら、ただの二日酔い、かも。。。





2008年8月26日火曜日

物事のとらえかた



日経ビジネスに載っていたフィナンシャル・タイムズの記事より


ヨーロッパで非上場会社が目先の業績に左右されない長期的な経営戦略をとっていることで上場企業を買収したり実績を上げている、という記事の最後。



フランクフルトに本社を置く創業334年の独メッツラー銀行のオーナー、フリードリッヒ・メッツラー氏はこう言って歴史を蒸し返す。


「金融危機ですって?まあ、我々もナポレオンの時代には苦労したものですよ。」



ビジネスに限らず、必要なのは長期的な視野ですか。目先のことに一喜一憂せず、ね。





路上 / ジャック・ケルアック



路上 (河出文庫 505A)


今までトライしたことのなかったビートニクス文学の金字塔。最近新訳が出たり、何故かそれが今年から刊行が始まった池澤夏樹個人編集の世界文学全集の初巻に収められたり、と話題になっていたので読んでみたいなあ、と思ってたらウチに文庫があった。文庫本の厚さに読み始めるのを躊躇したが、読み進めていくうちに書かれている内容に触発されてだんだん加速され、昨日深夜までかかって一気に読み終えた。


感想は、よくぞここまでスピードのある小説を書いたなあ、すばらしい、です(笑)


書かれる内容ははっきりいってハチャメチャなのだが、疾走感がすごい。刹那的で、享楽的、そして、救いがない。今年出た新訳はさらにこなれているということなのだが、私が読んだ半世紀も前の旧訳でもかなり没入できた。新訳読んでみたいなあ。





2008年8月25日月曜日

セミの狂い鳴き



ここ何日か雨がしとしと降ったりやんだり肌寒くて、まだ夏休みであることが信じがたい東京地方だが、今日会社に行く途中も帰る途中もしのつく雨の中セミがうるさいくらい鳴いていた。セミは普通雨降ってるときは鳴かないよね?


「やば、ちょっと暖かい土の中で寝過ごしてもうたらもう涼しくなり始めてるやん、7年間辛抱して難儀してお天道さんの下にやっと出てきたのに嫁はんもらえず男やもめかいな。えらいこっちゃ。こりゃかなわんなー、もうやぶれかぶれの一発勝負、雨天決行でイチかバチか行きまっせー」


というセミの魂の叫びが聞こえた気がした。