2020年8月16日日曜日

女帝 小池百合子 / 石井妙子

 お盆休みの自分に課した宿題としてこの本を読む。

 彼女の作中での描かれ方があまりにもひどいので、内容がどこまで真実なのかは少し割り引いて考えなければいけないとは思うが、彼女を都知事として働かせている東京都民はこの本の内容を知っておいた方がよいと思う。

昨今のコロナ禍での彼女の言動をとっても、彼女の政策には軸がないなあ、と私は思っていたので、その政策がどういうふうに決定されているのか、という部分はすごく説得力があるように感じられた。要は自分が輝けるような場所にいられればよいのだ。この人に政治をさせるのはかなり危険だとおもう。なぜなら彼女にビジョン、利他の精神はないし、彼女に振り回される周りは死屍累々、真面目にやっている人がバカを見る状態になっているのだろう。

会社にもこういう人がいた。その人はイケイケだったが次第に誰からも相手にされなくなり、遠いところに行ってしまった。こういう人との付き合いはホント気をつけよう、と誓った酷暑のお盆休みであった。

女帝 小池百合子

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